CounterPoint SA−4.真空管測定記録
他の修理機器 CounterPoint SA−12 POA−1000B. 2台目 PRA−1000B. 2台目
SA−4 SA−4. 2台目  2019/4/15到着   7/10完成
出力管6LF6(6MH6、6LX6)「Pc=40W,」のバイアスの検討。
  • 真空管ハンドブック(規格表)の相互コンダクタンス=??μmho
    • 「Ep=160V、Esg=160V、Ip=1400mA、Eg1=0V、PC=40W」、 RC-30 Receiving Tube Manualより
    • 測定は、 tv2b/uでは最大プレート電流が100mAなのでEg1=−35Vに電圧を下げて測定。
  • A級増幅のバイアスはどの位か?
    • 同じTVの水平出力管6JS6「Pc=28W」場合。
           「Ep=175V、Esg=125V、Ip=130mA、Eg1=−25V、Gm=11500μmho」
    • 同じTVの水平出力管6KD6「Pc=33W」場合。
           「Ep=150V、Esg=110V、Ip=120mA、Eg1=−22.5V、Gm=14000μmho」
    • 同じTVの水平出力管6DQ5「Pc=24W」場合。
           「Ep=175V、Esg=125V、Ip=100mA、Eg1=−25V、Gm=10500μmho」
  • 以上から6LF6のA級増幅のバイアスは100〜140mAが適当。
     但し、8本にバラツキがある場合は、最大値に注意する。
    又、少し出力が欲しい場合は、AB級増幅に移行して、バイアスは40〜100mAが適当。
     この場合も、8本にバラツキがある場合は、最少値が0mAにならない様注意する。
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属・予備真空管測定
  • 1台目付属 6LF6 Gm(相互コンダクタンス)、IP測定。
    • 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」で測定。
      • 1−1本目 Gm測定=8100μmho、 Ip=127.4mA。
        1−2本目 Gm測定=8100μmho、 Ip=123.2mA。
        1−3本目 Gm測定=8100μmho、 Ip=129.5mA。
        1−4本目 Gm測定=7900μmho、 Ip=120.6mA。
        1−5本目 Gm測定=7900μmho、 Ip=120.2mA。
        1−6本目 Gm測定=8500μmho、 Ip=134.7mA。
        1−7本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=136.0mA。
        1−8本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=127.1mA。

    2台目付属 6LF6 Gm(相互コンダクタンス)、IP測定。
    • 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」で測定。
      • 2−1本目 Gm測定=7600μmho、 Ip=95.7mA。
        2−2本目 Gm測定=8200μmho、 Ip=105.4mA。
        2−3本目 Gm測定=8100μmho、 Ip=108.5mA。
        2−4本目 Gm測定=8300μmho、 Ip=115.2mA。
        2−5本目 Gm測定=8100μmho、 Ip=117.5mA。
        2−6本目 Gm測定=8400μmho、 Ip=121.2mA。
        2−7本目 Gm測定=7900μmho、 Ip=113.5mA。
        2−8本目 Gm測定=7900μmho、 Ip=118.2mA。

    予備 6LF6 Gm(相互コンダクタンス)、IP測定。
    • 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」で測定。
      • 予備1本目 Gm測定=8200μmho、 Ip=126.5mA。
        予備2本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=132.2mA。
        予備3本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=126.9mA。
        予備4本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=136.9mA。
        予備5本目 Gm測定=7600μmho、 Ip=123.8mA。
        予備6本目 Gm測定=6200μmho、 Ip=87.2mA。
        予備7本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=130.5mA。
        予備8本目 Gm測定=7200μmho、 Ip=107.1mA。
        予備9本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=17.67mA。
        予備10本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=118.5mA。
        予備11本目 Gm測定=7400μmho、 Ip=126.9mA。
        予備12本目 Gm測定=8400μmho、 Ip=125.6mA。
        予備13本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=130.6mA。
        予備14本目 Gm測定=8100μmho、 Ip=139.8mA。
        予備15本目 Gm測定=7500μmho、 Ip=125.7mA。
        予備16本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=118.5mA。
        予備17本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=90.1mA。

    6FS5 Gm、IP測定。
    • 相互コンダクタンス=10000μmho、Ip=9mAがRCAの規格値。
      1台目付属1本目 Gm測定=8300μmho、 Ip=9.12mA。
      1台目付属2本目 Gm測定=8000μmho、 Ip=7.35mA。
      2台目付属1本目 Gm測定=5500μmho、 Ip=5.63mA。
      2台目付属2本目 Gm測定=6500μmho、 Ip=5.43mA。
      予備1本目 Gm測定=6700μmho、 Ip=7.67mA。
      予備2本目 Gm測定=4700μmho、 Ip=4.30mA。
      予備3本目 Gm測定=6500μmho、 Ip=7.34mA。
      予備4本目 Gm測定=7000μmho、 Ip=6.72mA。

    ECC83 Gm、IP測定。
    • 相互コンダクタンス=1600μmho、Ip=1.2mAがRCAの規格値。
      1台目付属ユニット1 Gm測定=1700μmho、IP=1.31mA。
             ユニット2 Gm測定=1700μmho、IP=1.39mA。
      2台目付属ユニット1 Gm測定=1800μmho、IP=1.39mA。
             ユニット2 Gm測定=1660μmho、IP=1.30mA。
      予備1本目ユニット1 Gm測定=1900μmho、IP=2.60mA。
             ユニット2 Gm測定=1860μmho、IP=2.61mA。
      予備2本目ユニット1 Gm測定=1700μmho、IP=2.28mA。
             ユニット2 Gm測定=1800μmho、IP=2.41mA。

Y. ユーザー宅の設置状況

U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属・予備真空管測定。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
U0. 真空管「6FS5」の規格。
            真空管ハンドブック(規格表)の相互コンダクタンス=10000μmho
            「Ep=275V、Esg=135V、Ip=9mA、Eg1=−0.2V」
            RC-30 Receiving Tube Manualより
付属真空管「6FS5」左から 1台目付属1、2本目 2台目付属1、2本目。
U11. 1台目付属1本目「6FS5」。 Gm測定=8300μmho、 Ip=9.12mA。
               測定条件、「Ep=250V、Esg=140V、Eg1=−0.2V」、Bレンジ=15000μmhoの測定。
U12. 1台目付属2本目「6FS5」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=7.35mA。
U13. 2台目付属1本目「6FS5」。 Gm測定=5500μmho、 Ip=5.63mA。
               測定条件、「Ep=250V、Esg=140V、Eg1=−0.2V」、Bレンジ=15000μmhoの測定。
U14. 2台目付属2本目「6FS5」。 Gm測定=6500μmho、 Ip=5.43mA。
U2. 予備属真空管「6FS5」。
            真空管ハンドブック(規格表)の相互コンダクタンス=8000μmho
            「Ep=110V、Esg=110V、Ip=14mA、Eg1=−7.5V」
            RC-30 Receiving Tube Manualより
予備真空管「6FS5」左から 1、2、3、4本目。
U21. 予備1本目「6FS5」。 Gm測定=6700μmho、 Ip=7.67mA。
               測定条件、「250V、Esg=140V、Eg1=−0.2V」、Bレンジ=15000μmhoの測定。
U22. 予備2本目「6FS5」。 Gm測定=4700μmho、 Ip=4.30mA。
U23. 予備3本目「6FS5」。 Gm測定=6500μmho、 Ip=7.34mA。
               測定条件、「250V、Esg=140V、Eg1=−0.2」、Bレンジ=15000μmhoの測定。
U24. 予備41本目「6FS5」。 Gm測定=7000μmho、 Ip=6.72mA。
測定電源は安定化(電圧・周波数)電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。
プレート電流波形を観測しながら測定する。
U3. 真空管「ECC83」の規格。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
       真空管ハンドブック(規格表)の12AX7(ECC83) 相互コンダクタンス=1600μmho
         「Ep=250V、Ip=1.2mA、Eg1=−2V」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 (1960/1962ナショナル真空管ハンドブック、インプレス オーディオ用真空管マニアル、RC−30 Receiving Tube Manualより)
真空管「ECC83」。左から 1台目付属、2台目付属、予備1、2本目。
U31. 1台目付属「ECC83」 ユニット1。 Gm測定=1700μmho、IP=1.31mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U32. 1台目付属「ECC83」ユニット2。 Gm測定=1700μmho、IP=1.39mA。
U33. 2台目付属「ECC83」 ユニット1。 Gm測定=1800μmho、IP=1.39mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U34. 2台目付属「ECC83」ユニット2。 Gm測定=1660μmho、IP=1.30mA。
U35. 予備1本目「ECC83」 ユニット1。 Gm測定=1900μmho、IP=2.60mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U36. 予備1本目「ECC83」 ユニット2。 Gm測定=1860μmho、IP=2.61mA。
U37. 予備2本目「ECC83」 ユニット1。 Gm測定=1700μmho、IP=2.28mA。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−2V」
U38. 予備1本目「ECC83」 ユニット2。 Gm測定=1800μmho、IP=2.41mA。
測定電源は安定化(電圧・周波数)電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。
プレート電流波形を観測しながら測定する。
U4. 真空管「6LF6」の規格。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
           真空管ハンドブック(規格表)の相互コンダクタンス=??μmho
            「Ep=160V、Esg=160V、Ip=1400mA、Eg1=0V」
            RC-30 Receiving Tube Manualより
            tv2b/uでは最大プレート電流が100mAなのでEg1=−35Vに電圧を下げて測定。
1台目付属真空管「6LF6」右から1番目、2番目、、、、8番目。
U41. 1台目付属1本目「6LF6」。 Gm測定=8100μmho、 Ip=127.4mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U42. 1台目付属2本目「6LF6」。 Gm測定=8100μmho、 Ip=123.2mA。
U43. 1台目付属3本目「6LF6」。 Gm測定=8100μmho、 Ip=129.5mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Aレンジ=30000μmhoでの測定。
U44. 1台目付属4本目「6LF6」。 Gm測定=7900μmho、 Ip=120.6mA。
U45. 1台目付属5本目「6LF6」。 Gm測定=7900μmho、 Ip=120.2mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U46. 1台目付属6本目「6LF6」。 Gm測定=8500μmho、 Ip=134.7mA。
U47. 1台目付属7本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=136.0mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U48. 1台目付属8本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=127.1mA。
U5. 2台目付属真空管の測定。
2台目付属真空管「6LF6」右から1番目、2番目、、、、8番目。
U51. 2台目付属1本目「6LF6」。 Gm測定=7600μmho、 Ip=95.7mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U52. 2台目付属2本目「6LF6」。 Gm測定=8200μmho、 Ip=105.4mA。
U53. 2台目付属3本目「6LF6」。 Gm測定=8100μmho、 Ip=108.5mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U54. 2台目付属4本目「6LF6」。 Gm測定=8300μmho、 Ip=115.2mA。
U55. 2台目付属5本目「6LF6」。 Gm測定=8100μmho、 Ip=117.5mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U56. 2台目付属6本目「6LF6」。 Gm測定=8400μmho、 Ip=121.2mA。
U57. 2台目付属7本目「6LF6」。 Gm測定=7900μmho、 Ip=113.5mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U58. 2台目付属8本目「6LF6」。 Gm測定=7900μmho、 Ip=118.2mA。
U6. 予備真空管の測定。「6LF6/6MH6」右から1番目、2番目、、、、5番目。
予備真空管「6LF6/6MH6」右から1番目、2番目、、、、5番目。
U61. 1本目「6LF6」。 Gm測定=8200μmho、 Ip=126.5mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U62. 2本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=132.2mA。
U63. 3本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=126.9mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U64. 4本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=136.9mA。
U65. 5本目「6LF6」。 Gm測定=7600μmho、 Ip=123.8mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
予備真空管の測定。 「6LF6/6MH6」右から6番目、7番目、、、、10番目。
予備真空管「6LF6/6MH6」右から6番目、7番目、、、、10番目。
U66. 6本目「6LF6」。 Gm測定=6200μmho、 Ip=87.2mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U67. 7本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=130.5mA。
U68. 8本目「6LF6」。 Gm測定=7200μmho、 Ip=107.1mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U69. 9本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=17.67mA。
U610. 10本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=118.5mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
予備真空管の測定。 「6LF6/6MH6」右から11番目、12番目、、、、17番目。
「6LF6」右から11番目、12番目、、、、17番目。
U611. 11本目「6LF6」。 Gm測定=7400μmho、 Ip=126.9mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U612. 12本目「6LF6」。 Gm測定=8400μmho、 Ip=125.6mA。
U613. 13本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=130.6mA。
                 測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U614. 14本目「6LF6」。 Gm測定=8100μmho、 Ip=139.8mA。
U615. 15本目「6LF6」。 Gm測定=7500μmho、 Ip=125.7mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
U616. 16本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=118.5mA。
U617. 17本目「6LF6」。 Gm測定=8000μmho、 Ip=90.1mA。
                  測定条件、「Ep=Esg=160V、Eg1=−35V」、Bレンジ=15000μmhoでの測定。
プレート(カソード電流)波形を観測しながら測定する。
測定電源は安定化(電圧・周波数)電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。
測定に使用する変換アダプター。 左=50CA10→US8ピン、右=6LF6→US8ピン。
Y0. ユーザー宅への設置状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y2. 冷却フアン設置の様子。
S. CounterPoint SA−4 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 管球式モノラルパワーアンプ SA−4
出力 140W(8Ω)
280W(16Ω)
周波数帯域幅 0.1Hz〜50kHz
歪率 0.1%以下(最大出力時)
0.02%(20W出力時)
使用真空管 ECC83
6LF6 x8
6FS5 x2
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 200W(通常使用時)、700W(実行出力時)
外形寸法 幅480x高さ170x奥行480mm
重量 26kg
その他 ブループリント基盤..後期型
グレイ基盤..前期型。
価格 ¥1,000,000(1台、1984年発売)
¥900,000(1台、年代不明)
                    6fs5_e   12ax7_c 6lf6-1a
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